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ハーゲンダッツによるインスタグラム戦略―カウントダウンキャンペーンー

インスタグラムを使ったキャンペーンのパターンには次の4つがある。

① 投稿エントリー型
② 「いいね!」エントリー型
③ アカウントタグ付けエントリー型
④ フォローエントリー型

投稿エントリー型は、指定したハッシュタグを付け、写真を投稿することで応募が完了するキャンぺーンのことである。例えば、売りたい商品の写真を入れた「なんらかのコンセプトに沿った写真」を撮る。そして指定したハッシュタグ「#〇〇欲しい」を付けて、応募ボタンからInstagramに投稿すると、抽選で何名様化に景品がもらえるというものである。

「いいね!」エントリー型は、公式アカウントにある、指定した写真にユーザーが「いいね!」することで完了するキャンペーンのこと。非常に手軽で多くのユーザーの反応が見込める。当選者を抽選で決定する。

アカウントタグ付けエントリー型は、指定した写真のコメント欄に、友人のアカウントをタグ付けすることで応募が完了するキャンペーンのことである。コメント欄に@付きでアカウント名を入力し、相手のフィードに投稿が表示される。

フォローエントリー型は、ユーザーが企業アカウントをフォローすることで応募とする。フォローするだけで応募が完了するため、「いいね!」エントリー型と同じく、傘下のハードルが低く、多くのユーザーの参加が見込める。

これら4種類の単独か、組み合わせが主なInstagramキャンペーンの種類である。

ここでハーゲンダッツのインスタグラムの活用事例を見てみよう。2017年のクリスマスシーズンには、18日から24日のクリスマスイブまで、毎日、ハーゲンダッツの公式アカウントをフォローし、#ハーゲンクリスマス で投稿するだけで、抽選でハーゲンダッツの商品を〇名様にプレゼント、というキャンペーンを行った。しかも毎日、プレゼントの商品が異なる。今日はダメでも明日、明日はダメでも今日。そんな感じで毎日、チャンスがある。

目的の日(例えばクリスマス)まで、10日くらい前から、毎日毎日キャンペーンを繰り広げる。つまり、カウントダウンキャンペーンというもの。

こういうキャンペーンであれば、今年ダメなら、来年こそは! あるいは今年当たったから、来年もまた!と思って、ハーゲンダッツのキャンペーンには次の年も参加しようという気になるだろう。

記念日(あるいは記念時間)までのカウントダウンは、皆様も経験済みだろう。年末年始には、新年まで後何秒!と、年が変わる時のワクワク感は半端ないものがある。ロケット発射のカウントダウンもそれは同じ。気分が一気に高揚するのではないか。

また、「カウントダウン」には、別の使い方もある。人は「残り僅か」という言葉になぜか反応してしまう。Amazonでもあと何冊という数値が出てくる。後2冊とかになると、今買わなければ買えなくなるのではないか、と焦る。いわゆる心理学的にいうところの「カウントダウン効果」というものであるが、緊急性を演出することで希少価値を生み、購買のスイッチが入る。これらの手法は不動産の売買のときにもよく使われる。「あと2区画で完売!お急ぎください!」と告知されるのだが、第一期、第二期、第三期と分けて分譲地を販売するというだけで、このときの「あと2区画で」はしょせん第一期の売り出しに過ぎなかったりする。

Amazonで自分が書籍を購入した後、10冊に増えていることもよくある。確かに自分が購入したときには残り2冊だったのかもしれないが、その後仕入れて10冊になった?真相はともかくこれもカウントダウン効果だ。

飲食で「限定10食」とかも効果があるが、そこにカウントダウンを使ってみては。あと、3食、2食、、、、。リアルタイム性に優れたツイッターを活用すれば、カウントダウンスキームは使える。お試しあれ。

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